The Decisive Strike

Pulvis et umbra sumus.

昼はインドカレー

母との時間
  • 昨夜から母が来ており、ランチを食べる。昨日は Uber Eats でフレンチを取り、自宅で食べた。クラシックを流しながらゆっくりと家でフレンチを食するのはなかなか気分がいい。またやろうと思った。
  • 母はもう68になるのだが、カウンセラーとして異常に優秀で、引く手数多。最近はオンラインカウンセリングもしているらしい。パソコンはからきしのくせに、不思議な人である。
  • PTSDを直すのが得意らしいのだが、それができるカウンセラーはなかなか日本にいないという。「PTSDを治せるカウンセラーを育てるためのNPOでも作ったらいいんじゃない」と言ったら、何やらやる気になっていた。
初詣もんじゃ
  • 友人に誘われて初詣。おみくじガチャを引くのは今年で三回目だが、そろそろ飽きてきたし吉が出たのでまあこの辺にしようかと思う。別に大吉でもないのにやたらいいことが書いてあった。
  • その流れでもんじゃ屋へ。わたしは関西出身だが別にもんじゃにたいして敵対心を持っていない。せいぜいゲロいじりをするくらいである。アトラクション性があって面白いと思う。あまり腹にはたまらないのが難点だが。
  • 2時間ほどしゃべくり倒し、なかなか面白い時間だった。皆近所に住んでいるので、またやりましょうと言って解散。
疲労のしくみ
  • ブルーバックスの「疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた」を読了。読みやすくて1時間もかからなかった。めちゃくちゃ面白い。新鮮な驚きがあった。
  • 生理的疲労の度合いを HHV-6 ウイルスの唾液中の活性度合いを調べればわかるということ。このウイルスは人類の 99% が感染していること。このウイルスがが嗅球で潜伏感染する際に発現する遺伝子 SITH-1 タンパク質がうつの原因になっているらしいこと。COVID-19 における brainfog の研究にからめながらこう言った新鮮な話が飛び出てくる。いやー面白かった。みなさんぜひ。
自転車のギア
  • ひとつだけ自転車のギアで不思議に思っていることがある。 前輪と後輪のギアがそれぞれあり、合計2つ付いている時、一方を重く、一方を軽くするのはやめたほうがいい、という話だ。チェーンが外れてしまうらしい。
  • セールストークをしている時は、「2段✖️7段で14段変速」みたいなことを言っているのに、実際に使うのが推奨されているのはそれよりも少ない数ということになる。
  • なら最初から少ない数での変速としてカウントしてほしい…と思うのだが、こういうことってありませんか。

愛、料理、睡眠

愛とは
  • ペットを諦める覚悟が必要なんだなと思う」、と増田はいう。としてブコメは、「ペットだけじゃない、人間もだ」と返す。わたしはその通りだ、と頷く。
  • 愛とは、地震で崩れた家に自分が押しつぶされている時、愛する相手に「俺のことはいい。逃げろ、逃げて生きろ」と言うことである。あるいは逆の立場において、「お前を置いて逃げて生きたとして何になる。それなら俺はお前とここで死ぬ」と言うことである。誰が助かるべきかの優先順位において、自分よりも上に置くことのできる対象。それが愛である。
  • たとえ世界がすべて敵になったとしても、俺だけはお前の味方として死ぬ。何か恐ろしいことが起こった時、何よりもまずお前の手を取って逃げる。救命具がひとつしかないとき、迷わずそれをお前に使う。愛とはそういうことだ。
料理
  • 昨年は「出汁を取る」がテーマの1年で、昆布や鰹節、どんこを買い漁った。今年は何を目標にするべきか考えている。
  • 候補1、「魚を捌く」。週1で鮮魚を買って帰り、捌いて何かしらの料理にする。和食にしてもいいし、さばくのが面倒な時はアクアパッツァにしてもいい。やっぱり面倒な時はどうしても肉料理を作ってしまうので、魚を上手く扱えるようになるといいよなと思う。多分これにするかなあ。
  • 候補2、「朝ごはんを作る」。とくに世界の朝ごはんをさまざま作る。最近はよくシャクシュカが食べたくなるので、朝ごはんにシャクシュカをさっと作るのはありかもしれない。シャクシュカは、玉ねぎとにんにく、パプリカを炒めてスパイスを加え、トマト缶を加えて煮込み、卵を落としたもの。主に北アフリカや中東で食べられている。これがうまいんだよな。クスクスを添えるのもいい。
  • 候補3、「ミールスを作る」。ミールスというのは南インドの定食で、特にサンバル、ラッサム、ダルなどと主菜のカレーをぐるりと円形のプレートに並べ、中央にバスマティライスを盛る。パパドなんかも添える。自分はパパドをパリパリっと割ってバスマティにかけ、汁物をぐちゃっとやりながら食う。一心不乱に混ぜながら食うとこれがうまいのだ。さまざまな悩みを忘れられる美味しさだ。でもサンバルやラッサム、作るのが地味に面倒なので自分は作ったことがない。練習するのはありかもしれない。
睡眠時間
  • 最近よく寝ている。具体的に言うとここ2週間ほどの平均睡眠時間が10時間を超える程度には寝ている。11月まではどうも寝れないと困っていたのだが、12月からは逆に寝過ぎてしまうと困っている。何かが私の体で起こった。それは老いなのかもしれない。
  • 36歳になって、自分の年齢を言う時、「見えないですね」と返されることが増えた。逆に言えば、本来であればもっと老いを感じるはずの年齢になったと言うことだ。早くジジイになりたい。

七福神巡り

物語の統一
  • 長らくスキゾ的であることに一つのアイデンティティを見出してきたのかもしれないが、様々な自分自身の要素を一つの物語に統一していくことが必要なのだろうなと思う。自分自身の後悔や思いを、一つ一つ掬い上げていくような作業が私には必要だ。自身の奥底にある井戸から、少しずつ水を掬い上げるような作業。
  • 私はどんな子供だったのか?どんな思いを心に抱きながら生きてきたのか?少しずつ語っていくことでしか癒されない傷というものがあるのだろう。
  • 個別性への旅。自己の世界からの分断。普遍性からの決別。
ゲーム始め
  • スプラトゥーンのチャレンジマッチ初め。まだこのシーズン、S+に上がっていないので、まずは昇格戦まで行かなくてはならない。辛い。楽しいことが何一つない苦行の時間。
  • 一方でウォーハンマーは楽しい。大晦日に買ったアキレスリッジランナーとネクソスが届き、組み立てる。まだジーンスティーラーカルトのヴィークルをどういうスキームで塗るかを決めていないので、ペイントの着想を得るためにインスタグラムを閲覧するなど。
  • トーナメントのロスターを確定させる必要がある。もともと考えていたものに少しだけ変更を加えて、大体こんなものか、というレベルにきた。
七福神巡り
  • 近所の七福神を巡る。原則としてお参りはしない。できるだけ宗教的儀礼からは離れておきたいという感情がある。
  • 政治的立場としても神社本庁とは相容れないので、基本的な姿勢としては手を合わせたりお賽銭を投げたりはしない。神社本庁から離脱している神社や、お寺さんの場合は、より積極的。おみくじなども、そういった神社で引きたい。
  • それでもスタンプラリーと散歩が組み合わさったアクティビティは楽しい。できればいつか四国のお遍路などもしてみたいと思う。

もちつき大会

羽田での事故。
  • 海上保安庁機は能登地震の援助に行く途中だったとのこと。やるせない。
  • 2024年は波乱の年か。
友人宅で餅を食す。
  • 友人が蔵前に引っ越して餅を作るというので、お邪魔した。大根おろし醤油、きなこ、バター醤油はちみつ胡椒など。うまい。
  • 蔵前はいい街だ。わたしも蔵前に住みたいという感覚がある。マンションでも買おうかな…
ナチスは良いこともしたのか
  • 『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』が届く。新年初読書。面白く、そう厚くもないのでサクサク読み終わる。
  • 当たり前だが、検証結果としては「良いこと」はない、という結論。そもそも、この論点がそんなに重要視されること自体が不思議だ。
  • もちろん現在受け入れられている学説を懐疑的にみる姿勢は時に重要なのだが、「ナチスはいいこともした」論においては、残念ながらそういったレベルにはない議論が多そうだ。

元旦

2024年が始まった。
  • 地震。能登半島の断層が動いたのだろう。2024年、元日からものすごい年になりそうだ。皆さんの無事を祈る。
  • わたしは36歳。父が死んだ2006年当時、私は18歳だった。あれから18年経つことになる。いやはや。
  • 新しい物語を、紡いでいかなくてはならない。
人間と仲良くなれない、という解消されない悩みがある。
  • 長山は、長山でいる限りは付き合っていて楽しい人間ではないのだ。それはわかっている。
  • それでも、何かしらもっと、仲良くなれたいいのに、という望みもある。
  • 「犬とか子供とか、言葉がわからない存在とは仲良くなれるんじゃない」と妻は言う。それは実際そうなのだが、わたしは人間とも仲良くしたいのだ。
スーパーマリオブラザーズの映画を観た。
  • 面白かった。さまざまなゲーム作品へのオマージュがわかりやすく散りばめられ、ピーチ姫は今時のおてんば風。爽快で楽しめた。
  • 惜しむらくは、吹き替えがあまり良くなかった。英語版の方を再度見ているが、そちらの方がキャラが立っていて会話が成立している。
  • そもそもストーリーが存在しないものをよくここまでアクション映画として昇華させたなと感心した。